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仏教入門

インドから日本まで

仏教入門

釈迦の誕生から教団・思想の成立、アジアに広がった仏教のようす、日本でのダイナミックに浸透した独特の発展過程などを丁寧に解説。

著者 瓜生 中
ジャンル 書籍 > 仏教入門・実用
出版年月日 2011/09/10
ISBN 9784804613246
判型・ページ数 4-6・286ページ
定価 本体1,900円+税
在庫 在庫あり
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目次

【Part.1】 釈迦

1 仏教以前……釈迦以前のヴェーダ教(バラモン教)と六師外道
2 釈迦の実在……考古学が明らかにした釈迦の実在
3 釈迦の生涯……釈迦は妻子を捨てて出家した
4 輪廻……輪廻は火葬にヒントを得たもの
5 業……業とは、行為のことだった
6 無我説……釈迦はインド哲学の根本である「我」を否定した
7 縁起説……釈迦は「縁起の法則」という真理を発見した
8 四諦……釈迦が「解脱」のために説いた四つの真理
9 神通力……釈迦は神通力を使うことを戒めた
10 涅槃……涅槃は「死」であり、「悟り」である
11 教団……釈迦の死と教団の形成

【Part.2】 大乗仏教

12 大乗と小乗……小乗は大乗から見た蔑称だった
13 菩薩……菩薩とは「悟りを求めるもの」
14 中国仏教……仏教、中国へ渡る
15 経典の言語……お経は何語で書かれたか
16 仏典の分類……九分教、十二部経から三蔵へ
17 三蔵法師……三蔵法師はひとりではない
18 般若思想……般若とは悟りへの直観的な智慧である
19 色……「色即是空」の「色」は、色恋の色ではない
20 空の思想……空とは固定的実体がない状態
21 唯識思想……三界は虚妄にしてただこの心の作なり
22 如来蔵思想……山川草木、ことごとく成仏す
23 禅……禅は釈迦以前からあった
24 阿弥陀如来……衆生救済のための四十八の誓願
25 念仏……念仏とは心に仏を思うことだった
26 浄土……浄土はどんなところか
27 密教……密教とは「秘密の教え」である
28 曼荼羅……曼荼羅は仏の世界を一望に図示したもの
29 チベット仏教……ラマ教は密教と土着宗教の習合

【Part.3】 日本仏教

30 仏教伝来……仏教受容は国論を二分した
31 聖徳太子……聖徳太子はなぜ偉いのか
32 修験道……日本古来の山岳信仰
33 神仏習合……神は仏の仮の姿
34 鑑真……日本仏教にはじめて戒律をもたらす
35 最澄……比叡山は日本仏教史にそびえる主峰である
36 空海……最新仏教である密教の正統を受け継ぐ
37 末法思想……仏教滅亡の衝撃
38 源信……なまなましい地獄の描写と念仏往生
39 法然……万人救済の道、専修念仏
40 親鸞……絶対他力への思想深化
41 道元……只管打座により心身脱落の境地へ
42 日蓮……法華経を奉じる理想国家を求めて
43 一遍……生涯を布教の旅についやした時宗の祖

【Part.4】 仏教と習俗

44 僧……僧はサンガ、集団のことだった
45 寺……寺は中国で役所のことだった
46 火葬……日本の火葬は貴族から
47 戒名……仏門にはいると戒名をつけてもらう
48 舎利……釈迦の遺骨を崇拝する
49 塔……墓から塔へ
50 お盆……修行期間が終わったあとの会食
51 彼岸……彼岸とは煩悩を断ち切った悟りの境地
52 布施……布施は修行のひとつである
53 卍……卍は「万字」である
54 仏像の色……仏像の金色は色でなく光
   仏教史略年表・参考文献

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内容説明

釈迦の誕生から教団・思想の成立、アジアに広がった仏教のようす、日本でのダイナミックに浸透した独特の発展過程など、釈迦の教えをベースに据えて、歴史・哲学・儀礼との関係性にもふれながら、簡潔かつ丁寧に解説した仏教入門書。

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