《目次》
第一章 計量無効に帰る
信心とは生き方/無限のつながり・広がり/「法」に背くこの私/取引を断られて
第二章 人間の根元的対話
師と弟子の出遇い/野球の道の浄土/智慧光十二の徳/自力の無効から無用へ
第三章 第十八の本願
第十八願とは/私の中の親殺し/私の往く国と道/釈尊生誕の意味
第四章 煩悩あるままで
努力精進は可能か/病床の歌の色紙/心の内視鏡が照らす/清沢満之の襖悩/煩悩を煩悩と知る/一口多い姑さん/同じ穴のむじなの私
第五章 邪見驕慢の私
凡夫問答/二人の聞法女性/清沢満之の難中之難/母親の邪見驕慢/走れメロスの懺悔
第六章 "一心"二心疑いなし
愚悪の自覚で一貫/予言の深い意味/正月旅行での回心/難易の陸路と水道/二心と疑いで迷う/家庭か芸道の夢か/暮らしの神通力
第七章 惑染凡夫、一生造悪
昭和天皇の長生不死/生と死を併せ持つ/仏法落第三面相/ボロ出した教育実習
第八章 前念命終・後念即生
身を通し説き聞く/『観無量寿経』のこと/前念命終・後念即生/菓子屋青年の悩み
第九章 信心のカルト化
並んだ仏壇と神棚/二つに分裂する自分/ヨーロッパの念仏者/使い込みの極重悪人
第十章 愚者になり往生
愚者になりて往生す/強迫神経症を超えて/底に徹して落ちる/孫の受けとめあとがき山の神霊を父、観音さまを母とみて/神仏習合思想と七観音/補陀洛山の伝説/無畏を施す観音さま
あとがき
《執筆者紹介》
亀井鑛(かめい・ひろし)
昭和4年名古屋市に生まれる。旧制愛知県商業学校卒業。昭和32年現(株)千代田を創業、現在会長取締役。昭和30年代後半から名古屋市a光院同朋会で聞法、名古屋東別院刊『名古屋御坊』編集を経て、東本願寺刊『同朋新聞』編集委員、NHK教育テレビ「こころの時代」の司会にも随時参画。
著書『父と娘の清沢満之』『親鸞と生きる』『親鸞と歩む』『親鸞と戦争を痛む』(大法輪閣)『暮らしに生きる念仏』『暮らしに生きる歎異抄』(有斐閣)『聞法100話』『信は生活の力だ』(法蔵館)『われら念仏に生きる』正・続『今なぜ親鸞か』(樹心社)他。