《目次》
………………………………………………青山俊董
序話 ある求道者の手記
  1・真実に生きる
  2・深部の断層
  3・出家落
  4・三尺の地をたまわりて
  5・坐禅という最高文化
■「宗派でない宗教」について
第一話 宗教の慰め―坐禅人によるキリスト教の話
  1・神
  2・罪
  3・キリスト、愛
  4・信仰、聖霊
  5・祈り
第二話 生活理想について
  1・「おんなじ人間に生まれて」
  2・二つの道
  3・悲しむ心
  4・審判の時
■「自己を究明する宗教」について
第三話 今の世に一番大切なもの
  1・狂った時代
  2・六道輪廻
  3・モノサシが狂っていると
  4・ユダヤ民族と釈迦族
  5・正気とはどういうことか
  6・坐禅から見なおす
第四話 自己について
  1・首振り人形であってよいか
  2・自己とは「一」である
  3・常に移りゆく自己
  4・縁起所成
  5・正気の自己
  6・坐禅と日常生活
■「自己の構造」について
第五話 思い以上の私〈前篇〉
  1・言葉の問題
  2・坐禅と人生
  3・げに出家者の道はきびしきかな
  4・逃れられぬ手
  5・思いでつかまなくとも尚ある自己
第六話 思い以上の私〈後篇〉
  1・しかも尚
  2・祇管ということ
  3・証上の修ということ
  4・祇管人生
■あとがき
《執筆者紹介》
内山興正(うちやま・こうしょう)
明治45年、東京に生まれる。早稲田大学西洋哲学科を卒業。昭和16年、沢木興道老師について出家得度。以来坐禅修行一筋に生き、昭和40年沢木老師遷化の後は、安泰寺堂頭として10年間弟子の育成と坐禅の普及に努める。平成10年3月13日、示寂。著作は数多く、英独仏伊語に訳され、その禅風は世界に広まりつつある。主著に、『いのち樂しむ』『坐禅の意味と実際』(大法輪閣)他。