《目次》
まえがき
第一篇 宿なし法句参
 一、くさりは不要
 二、ゆきつく所へゆきついた人生
 三、何のための能率か
 四、マッサラな目
 五、老師のエラサ
 六、自己に帰る
 七、環境とは何か
 八、お経の生産
 九、幸福とは何か
 十、人間の商品化
 十一、グループぼけ =その現代的意味
 十二、グループぼけ =群集心理
 十三、グループぼけ =流行
 十四、グループぼけ =容積への目くらみ
 十五、グループぼけ =トウの立った考え
 十六、グループぼけ =忠義の方向
 十七、グループぼけ =人類の進み
 十八、自分の思枠
 十九、餌ひろい、卵ぬくめ
 二十、不景気な顔
 二十一、差引勘定
 二十二、宗教は生命
 二十三、惰性の生活
 二十四、金による解決
 二十五、誰でも裸
 二十六、死を前提に
 二十七、幽霊と暗示
 二十八、家族の関係
 二十九、人間の魅力
 三十、自分の人生
 三十一、凡夫の観点
 三十二、金より坐禅
 三十三、王者の気分
 三十四、ボクの考え
 三十五、科学と人間
 三十六、損すること
 三十七、中途半端な坐禅
 三十八、業感で見る
 三十九、堕ろされた姿
 四十、食うために
 四十一、あわれ天人
 四十二、修行してこそ
 四十三、一生の坐り
 四十四、意識しすぎると
 四十五、アリガタイ人
 四十六、凡夫の絶望
 四十七、坐禅と妄念
 四十八、禅鑑賞ブーム
 四十九、なんにもならぬ
 五十、気まぐれ心
 五十一、バラはバラ
 五十二、染汚と無礼
 五十三、ツクリゴト
 五十四、道徳の点数
 五十五、利己の信念
 五十六、スキのなさ
 五十七、道元禅師の魅力
 五十八、ものの価値
 五十九、目のクセ
 六十、現実
 六十一、宇宙とつづきの自己  =自分の断念
 六十二、宇宙とつづきの自己  =生活不安について
 六十三、宇宙とつづきの自己  =授かりについて
 六十四、宇宙とつづきの自己  =一切他人なし
 六十五、宇宙とつづきの自己  =思いついた自分でない自分
 六十六、情報過剰と人生の豊富さ
 六十七、自分を生きるものは自分
 六十八、泥棒が空家に入る
 六十九、盗っ人行為とホトケ行為
 七十、どうしようぞいなあ踊り
 七十一、無相のネライ
 七十二、老師の遺言
第二篇 沢木興道老師の坐禅について
 一、沢木興道老師の坐禅について
 二、本師 沢木興道老師を偲ぶ
あとがき──櫛谷宗則
【著者略歴】
内山 興正(うちやま・こうしょう)
明治45年、東京に生まれる。早稲田大学西洋哲学科卒業。宮崎公教神学校教師を経て、昭和16年、沢木興道老師について出家得度。以来坐禅修行一筋に生き、昭和40年沢木老師遷化の後は、安泰寺堂頭として10年間弟子の育成と坐禅の普及に努める。平成10年3月13日示寂。
著作は多く、英独仏伊語などにも訳されている。主著に『普勧坐禅義を読む』『坐禅の意味と実際』『自己―ある禅僧の心の遍歴』『いのち樂しむ―内山興正老師遺稿集』(以上、大法輪閣)他多数。