《内容の一部》
学道とは己れ自身を究めること。人間一生、何をするかという決まりをつけるものが学道である。人の真似ではなく、自己の生活の創造、このおれの一生をどうするかということ。それが用心である。(本文より一部抜粋)
 《目次》
第一  菩提心を発すべき事
第二  正法を見聞しては必ず修習すべき事
第三  仏道は必ず行に依って証入すべき事
第四  有所得の心を用って仏法を修すべからざる事
第五  参禅学道は正師を求むべき事
第六  参禅に知るべき事
第七  仏法を修行し出離を欣求するの人は須らく参禅すべき事
第八  禅僧の行履の事
第九  道に向かって修行すべき事
第十  直下承当の事
解 説 ────酒井 得元

 《著者紹介》
澤木興道
1880〜1965年。生涯、妻もめとらず、寺も持たず、全国各地を教化して歩き"宿無し興道"と呼ばれた禅僧。その暖かい人柄は、今も多の人々に慕われている。