仏像の見分け方
如 来 像
大法輪編集部
(大法輪閣刊『仏教べんり事典』より)
釈迦如来(しゃかにょらい)
阿弥陀如来(あみだにょらい)
薬師如来(やくしにょらい)
大日如来(だいにちにょらい)
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釈迦如来(しゃかにょらい)
釈迦如来像には仏教の開祖・釈尊の生涯にちなんだ誕生釈迦像・苦行(くぎょう)像・降魔(ごうま)像・涅槃(ねはん)像がありますが、そのほかよく見るのは禅定印(ぜんじょういん)(法界定印=ほっかいじょういん)を結ぶ坐禅姿の定印釈迦像と、説法印(せっぽういん)や施無畏印(せむいいん=何ものをも畏れない力を与える)と与願印(よがんいん=人々の願いをかなえる)の説法釈迦像です。釈迦三尊像は、脇侍(わきじ)に文殊菩薩と普賢菩薩が一般的。
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阿弥陀如来(あみだにょらい)
阿弥陀如来の像容の特徴は、親指と他の一指を丸めた独特の印にあります。多くは鎌倉大仏のような阿弥陀の定印(これを上品上生印―じょうぼんじょうしょういん―という)か、来迎印(らいごういん=上品下生印―じょうぼんげしょういん―)です。真宗寺院の本尊は来迎印の阿弥陀如来立像一尊ですが、浄土宗の本尊は阿弥陀三尊(向かって右に観音、左に勢至菩薩を脇侍とする形)の立像または坐像が一般的。
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薬師如来(やくしにょらい)
薬師如来は大医王仏ともいわれ、病の苦しみを除いてくれる仏さまで、左手に薬壷を持っているのが特徴。薬師三尊像の脇侍は日光菩薩と月光菩薩。十二神将(宮毘羅―くびら―大将・伐折羅―ばさら―大将など)を率いる場合もあります。
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大日如来(だいにちにょらい)
大日如来は法(ダルマ=真理)を人格化した太陽神ともいえる毘盧遮那(びるしゃな)如来と同体(あるいはそれを更に発展させた)とされる密教の最高尊。如来ですが菩薩形で、胎蔵曼荼羅(たいぞうまんだら)の大日如来像は法界定印、金剛界(こんごうかい)曼荼羅のそれは智拳印(ちけんいん)という独特の印を結んでいます。なお密教寺院では大日如来を中心とする五智(ごち)如来(ほかに阿しゅく―あしゅく―・宝生―ほうしょう―・阿弥陀・不空成就―ふくうじょうじゅ―如来)を見ることがあります。
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