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| 1.戒名がなくてもお葬式ができますか |
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キリスト教では洗礼を受け、洗礼名が授けられて入信の証しとなります。つまり「神の子」となるわけです。
日本の仏教おいては・宗派によって必ずしも戒法を授けるとは限りませんが、それぞれの教義に照らして、入信の儀式を経て、戒名なり法名を授け「仏の子(仏弟子)」とする、この道筋は厳然としてあります。
多くの宗派の場合、作法は異なるにしても、葬式の中に二つの流れが見られます。一つは授戒と、また一つは葬儀そのものです。次の問いでも述べるように、生前受けられなかった戒法を、ここでは葬式の中で授ける形式になっていることがわかります。したがって戒名や法名のない葬式は、本来は考えられません。けれども、菩提寺や住職の都合などで、式場に臨めない場合もあり、最近のように菩提寺や墓地が決まっていないまま亡くなるといったケースも多くなり、取りあえず、その場は俗名で葬式を済ませ、寺や墓地を決めてから、しかるべき僧侶に戒名をいただくといったことも、ないわけではありません。またごく少数ではありますが、仏教そのものは信じていても戒名はいらない、といった遺言などに従い、俗名のまま葬儀を執り行うといった例もあります。それは本人や家族の自由ですが、お寺や宗派のしきたりや立場からすれば、その意図がどうであっても、認められないことです。 |
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