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ブッダと仏塔の物語

ブッダと仏塔の物語
著者 杉本 卓洲
ジャンル 書籍 > 釈尊・仏教思想
出版年月日 2007/06/10
ISBN 9784804612539
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 本体2,100円+税
在庫 在庫あり
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目次

【第一部 仏塔の始まり】

第一章 ブッダの涅槃と葬儀
■一、ブッダの涅槃と遺訓
■二、ブッダの葬儀と舎利供養
■三、舎利八分伝説

第二章 舎利八分伝説の検証
■一、ピプラーワー塔
■二、伝説のフィクション性

第三章 仏塔の原語
■一、ストゥーパ
■二、チャイティヤ

第四章 仏塔の起源
■一、丸屋根がモデル?
■二、仏塔の始まりは心柱から?
■三、農耕民文化と仏塔
■四、巨石墓と仏塔
■五、聖火壇と仏塔

第五章 仏塔の構造と供養法
■一、名称と意味
■二、基壇メーディーの意味
■三、平頭ハルミカー
■四、供養と礼拝の仕方
■五、舎利容器と副葬品

第六章 仏舎利塔以前の仏塔
■一、過去仏カッサパ仏(迦葉仏)の舎利塔は実在した?

【第二部 仏塔が語るもの】

第一章 仏塔は地上の楽園
■一、転輪聖王の城都としての仏塔
■二、仏塔と須弥山と極楽世界

第二章 仏塔の支持層
■一、仏塔を最も崇拝したナーガ族
■二、舎利塔を祀った比丘尼たち
■三、アショーカ王と仏塔祭り
■四、出家の僧・尼僧たちの寄進

第三章 彫刻・彫像の伝えるもの
■一、仏塔は教育・文化センター
■二、護塔神ヤクシャ(夜叉)
■三、女神信仰の祖型
■四、インドのヴィーナス

第四章 ジャータカと菩薩
■一、ジャータカと菩薩の偉業
■二、捨身飼虎物語の原型
■三、マトゥラーの菩薩像の誕生
■四、波羅蜜行と菩薩
■五、月光王菩薩の舎利塔
■六、ウサギ菩薩の舎利塔
■七、女性の菩薩たち

【第三部 仏塔の広がり】

第一章 西北インドの仏塔
■一、ダルマラージカー大塔
■二、カニシュカ大塔
■三、鬼子母神塔

第二章 南インドの仏塔
■一、アマラーヴァティー大塔
■二、布施の高揚
■三、持戒の重視

第三章 西インドの塔院窟
■一、塔院窟の特徴
■二、僧は塔の中に住んではならない
■三、僧院窟内の仏塔
■四、アジャンターの塔院窟

【第四部 仏塔信仰の深まりと変容】

第一章 大乗仏教と仏塔崇拝
■一、大乗仏教の母胎は仏塔教団?
■二、大乗仏教は仏塔崇拝を否定した?
■三、在家の菩薩たちと仏塔
■四、出家の菩薩たちと仏塔
■五、法身舎利を納めた仏塔
■六、法華経に見える仏塔崇拝
■七、宙に浮いた巨塔
■八、仏舎利は必要でない

第二章 部派仏教と仏塔崇拝
■一、仏塔を崇拝すれば仏に成る
■二、仏塔は教団の財政を潤す
■三、塔の頂は大いなる慈悲の表徴
■四、塔を飾るのに男女の和合像は除くべき
■五、僧たちが仏塔建造のために労作業
■六、仏塔破壊は仏身を傷つける大罪
■七、僧たちの仏塔死守
■八、仏塔を中にもつ僧院
■九、仏塔を育んだ南方上座部
■十、僧は在家信者より先に塔を崇拝すべし
■十一、塔に供養しても功徳はない
■十二、仏塔を育んだのは部派か大乗か

第三章 仏塔の変容
■一、ジャイナ教の塔
■二、仏塔とリンガ
■三、仏塔とマンダラ 図版出典
■参考文献
■あとがき

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内容説明

ブッダの遺骨を納めた仏塔――それはブッダそのものであり、地上の楽園、瞑想の場にもなった。しかし、古代インド人の宇宙観・信仰・神話・伝承が秘められたシンボルの複合体でもあった。仏塔研究の第一人者が解き明かす、興味尽きない話の数々。図版多数。

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