• 書籍
  • 月刊『大法輪』
  • 仏教関連商品
  • web 輪蔵
  • 検索
  • お知らせ
  • 会社情報
ホーム > 『坐禅用心記』に参ずる

『坐禅用心記』に参ずる

『坐禅用心記』に参ずる
著者 東 隆眞
ジャンル 書籍 > 
出版年月日 2007/07/10
ISBN 9784804612546
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
この商品に関するお問い合わせ、感想
 

目次

坐禅用心記・三根坐禅説(原文)

坐禅用心記

第一講

はじめに─「参ずる」とは、実際に学ぶこと/表題『坐禅用心記』─禅と坐禅/瞑想について/「用心」のこと

第二講

坐禅の目的、意義/「心地の開明」/「本来の面目」と「本地の風光」/坐禅を行なう人の正体

第三講

道元禅師と「身心脱落」/這箇は是れ阿誰ぞ/「頂きを露さず」/まごころで生きる

第四講

「没量の大人」/「何れの処にか塵埃有らん」/「清水本と表裏無し」/「歴劫名無し」/「且らく心と為し、身と為す、是れ仏なり」

第五講

竜樹尊者は満月のすがた/自己の光明/「唯心と唯身と」

第六講

人間の現実のすがた/四大と五蘊/四支と五根/三十六物/十二因縁/現実とは

第七講

からだとこころはひとつ─現実は真実

第八講

一大事の因縁/自受用三昧は三昧王三昧

第九講

心の月明らかに/家にかえってゆっくり坐る/坐禅はおのれを明らめる

第十講

思うこともなく、することもない/心を調える準備

第十一講

身を調える─衣服のこころえ/食べもののこころえ/坐禅を行なう場所のこころえ

第十二講

呼吸の問題/呼吸をととのえる法/こころと呼吸がととのわないのは/さまざまな場合の心のおきかた/乱心と発病の原因

第十三講

坐禅を行なうとき注意しなければならぬこと/坐禅に適しているところ/無常を観ることを忘れてはならない/道場を清潔に

第十四講

坐禅の功徳をすべてのいのちにめぐらせよ/只管打坐する/目をあらい、足をあらえ

第十五講

求められていないのに仏法を説くな/坐禅と教、行、証(1)

第十六講

坐禅と教、行、証(2)/教について/行について/証について

第十七講

坐禅と戒・定・慧/参禅は坐禅である/坐禅を行なうにあたって、こころをもちいる必要はない/時間を惜しんでつとめよ

第十八講

只管打坐と諸行との関係/正身端坐せよ/非思量が坐禅の要法

第十九講

坐禅から起つときには/坐禅中に眠くなったとき(a)/如浄、道元、瑩山の経行の教え/さまざまな経行の法  
                                                              第二十講
                                                                 坐禅中に眠くなったとき(b)/坐禅中に眠くなったとき(c)/梵網経菩薩戒序/坐禅中に眠くなったとき(d)

第二十一講

こころが散乱するとき─息を数える/なお散乱するとき─公案にとりくむ

第二十二講

公案の参究/なお、こころが散乱するときは/坐禅のあとの日常生活/石霜慶諸禅師の七去三根坐禅説

第二十三講

『坐禅用心記』と『三根坐禅説』の成立について/三根という語について/上根の坐禅

第二十四講

中根の坐禅/下根の坐禅/坐禅の一門

あとがき

このページのトップへ

内容説明

曹洞宗大本山総持寺の開祖・瑩山禅師が著した『坐禅用心記』は、坐禅を行なうときに注意すべきこと――身と心の調え方、呼吸の仕方、、眠くなったときの対処法などを細々と記した坐禅指導書である。 本書の著者・東師は坐禅の指導者という立場からその豊かな体験を基に、『坐禅用心記』の原文に沿って、さらに懇切丁寧に読み解く。坐禅に関わる人必携の坐禅入門書。

このページのトップへ