目次
序 正伝の袈裟を求めて
■一 『正法眼蔵』と袈裟
■二 正伝袈裟の裁縫
■三 道元禅師のお袈裟
■四 「袈裟功徳」巻の示すもの
正法眼蔵第三 袈裟功徳
■一 仏々祖々正伝の衣法
■二 袈裟はふるくより解脱服と称ず
■三 この仏衣仏法の功徳
■四 袈裟ハ言ク三衣有リ
■五 搭袈裟法
■六 梁・陳・隋・唐・宋あひつたはれて数百歳のあひだ
■七 おほよそ仏々祖々相伝の袈裟の功徳
■八 袈裟はこれ諸仏の恭敬帰依しましますところなり
■九 その衣財、また絹・布よろしきにしたがうてもちゐる
■十 商那和修尊者は
■十一 諸仏の袈裟の体・色・量
■十二 浣袈裟法
■十三 世尊大衆ニ告ゲテ言ハク
■十四 龍樹祖師曰ク
■十五 袈裟をつくるには麁布を本とす
■十六 具寿波離
■十七 袈裟を裁縫するに
■十八 在家の人天なれども
■十九 おほよそ袈裟は、仏弟子の標幟なり
■二十 世尊、智光比丘ニ告ゲテ言ハク
■二十一 その最第一清浄の衣財は、これ糞掃衣なり
■二十二 予、在宋のそのかみ
■二十三 大宋嘉定十七年癸未十月中
■附録
■お袈裟を縫うことから
■お袈裟(絡子)の縫い方
■あとがき
■一 『正法眼蔵』と袈裟
■二 正伝袈裟の裁縫
■三 道元禅師のお袈裟
■四 「袈裟功徳」巻の示すもの
正法眼蔵第三 袈裟功徳
■一 仏々祖々正伝の衣法
■二 袈裟はふるくより解脱服と称ず
■三 この仏衣仏法の功徳
■四 袈裟ハ言ク三衣有リ
■五 搭袈裟法
■六 梁・陳・隋・唐・宋あひつたはれて数百歳のあひだ
■七 おほよそ仏々祖々相伝の袈裟の功徳
■八 袈裟はこれ諸仏の恭敬帰依しましますところなり
■九 その衣財、また絹・布よろしきにしたがうてもちゐる
■十 商那和修尊者は
■十一 諸仏の袈裟の体・色・量
■十二 浣袈裟法
■十三 世尊大衆ニ告ゲテ言ハク
■十四 龍樹祖師曰ク
■十五 袈裟をつくるには麁布を本とす
■十六 具寿波離
■十七 袈裟を裁縫するに
■十八 在家の人天なれども
■十九 おほよそ袈裟は、仏弟子の標幟なり
■二十 世尊、智光比丘ニ告ゲテ言ハク
■二十一 その最第一清浄の衣財は、これ糞掃衣なり
■二十二 予、在宋のそのかみ
■二十三 大宋嘉定十七年癸未十月中
■附録
■お袈裟を縫うことから
■お袈裟(絡子)の縫い方
■あとがき
内容説明
「なぜ、人が捨てた布を拾ってきて、つづり合わせて作った袈裟が最上なのか。――それは、人間の執着を全く離れているから」 道元にとって袈裟は「釈尊の皮肉骨髄」であり、「仏身・仏心」であった。
そんな袈裟の重大さ・功徳、種類・かけ方・縫い方等々を説き、袈裟への信仰があふれた巻を、道元研究の第一人者にして、お袈裟を縫う会で多くの人々を指導してきた著者が、綿密な訳と、懇切な注・解説で紹介。