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『大法輪』2011年03月号 特集:仏像の 《誤解》 を解く

『大法輪』2011年03月号 特集:仏像の 《誤解》 を解く
ジャンル 月刊『大法輪』
出版年月日 2011/02/08
雑誌コード 0590903
判型・ページ数 A5・244ページ
定価 本体800円+税
在庫 在庫あり
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目次

■表紙 「春雪戯鹿」(日展) ―江守若菜
■扉絵―小泉元生
■目次絵―吉崎道治
■カラー口絵・一色口絵 至高の石塔展会場から―第一回 日石展―写真・文/駒澤たん道
■一色口絵 映画紹介 アブラクサスの祭
■〈巻頭〉摂取不捨―四天王寺管長 奥田聖應
■〈法話〉また会える「死」の世界―日本死の臨床研究会・常任世話人 佐藤雅彦
「倶会一処」「一蓮托生」といった言葉に込められた仏さまからの大事なメッセージとは…。
■〈随筆説法〉心があったまる仏教(15)―酒井大岳
■エッセイ 私の「縁は異なもの」 並木さんのおばちゃま―太田治子

鉄笛

■小説という遊び ―薄井ゆうじ   
■神も仏も心のうちに ―玉岡かおる
■般若心経と私 ―中井久夫    
■立松和平の遺言 ―黒古一夫

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■石田梅岩の生涯と教え(1)―山本眞功
江戸後期、賤しめられてきた商業活動を肯定し、実践的道徳を説いた梅岩の思想と現代的意味。

特集=仏像の《誤解》を解く

仏像鑑賞のおもしろさ―關 信子

【仏像の姿一般についての誤解①】
仏像はお釈迦さまの時代から!?/仏はお釈迦さまだけ!?/仏像とは仏さまの彫像!?/仏像は皆、インドで生まれた!?/仏像の頭は何でパンチパーマなの!?/額にあるのはホクロ!?/頭のでっぱりはコブ!?/いつもお堂に安置してある!? ほか

【仏像の姿一般についての誤解②】
手に水かきがついているのは、泳ぐため!?/仏さまは目をつぶっているの!?/仏さまの耳をよく見ると穴があるけど、怪我をしたの!?/仏像はどの宗派も同じ!?/仏像は気易くさわってはいけない!?/仏像は男女の性別を超えている!? ほか

【如来についての誤解】
如来とは/薬師如来は必ず薬壷を持っている!?/「大仏」はみな同じ仏さま!?/いつも装身具をつけない!?/お釈迦さまを祀っていないお寺は、お釈迦さまを軽んじている!?/大日如来は忍者のような手の形をしているけど、忍者なの!? ほか

【菩薩についての誤解】
菩薩とは/手を頬にあてて思索しているのは、必ず弥勒菩薩!?/文殊菩薩は鋭利な剣を持っているから、「武の神」!?/文殊菩薩は獅子に、普賢菩薩は象に乗っているけど、ペットなの!?/地蔵菩薩はいつも坊主頭!? ほか

【観音についての誤解】
観音菩薩とは/観音さまは皆優しい顔!?/観音さまは女性!?/どの十一面観音も十一の顔を持っているの!?/手を千本持っている千手観音はいない!?/如意輪観音は右手を頬に当てて、何か悩んでいるの!? ほか

【明王についての誤解】
明王とは/どの宗派でも祀る!?/明王はすべて怒っている!?/不動明王は、左の髪をたらしているのはファッション!?/不動明王はいつも動かないから「不動」という名前!?/愛染明王はお体の色が赤いけど、日焼けしているの!? ほか

【天部についての誤解】
天部とは/弁才天はいつも琵琶を弾いている!?/頭上に鳥居を載せている弁才天は、神道の神様!?/大黒天はいつもにこやかな表情!?/四天王や仁王は、何かに腹を立てているの!?/阿修羅像は、美少年顔しかない!? ほか

【羅漢・祖師についての誤解】
羅漢さんたちは、禅宗のお坊さんたちだ!?/「大師」と名のつく像は、みんな弘法大師だ!?/日蓮宗のお寺に日蓮聖人像が祀られるのは、本尊だから!?

【仏像の彫刻技法についての誤解】
古い仏像は、みな渋い色で造られていた!?/木製の仏像は一本の木から彫られている!?/丈六仏とは一丈六尺で4.8メートルの仏!?/路傍にある石仏はお地蔵さんだけ!?/作者の自由に彫って良い!?

仏像いろいろ小事典〈様式・技法・仏師〉―坂輪宣敬
■《執筆者(五十音順)》
瓜生 中・今野本證・坂口和子・田島 聖・豊嶋泰國・長谷法壽・服部法照・松本峰哲

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■日蓮紀行(6)擁護の絆―福島泰樹
■永平広録に親しむ(15)―安藤嘉則
■『性霊集』に学ぶ(21)―平井宥慶
■もう一つの親鸞像-口伝鈔講義-(9)―義盛幸規
■パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ(9)―片山一良
■極楽はどこに〈子母澤寛『味覚極楽』と奉天の餃子〉―三野 恵
■軍事費を削減して「いのち」を救え!―石川清哲
■〈ルポ〉佐々井秀嶺師・龍樹菩薩大寺落慶―山本宗補
■心と身体に効く寺社(総持寺〈富山県高岡市〉の縁切り祈願)―朝倉一善
■雑学から学ぶ仏教(16)仏教行事に学ぶ―瓜生 中
■老学入門(5)―川上正夫
■医は仏道 不眠(9)脳の一部を使うと眠りを誘発する ―高田明和
■聖地探訪記 那智大滝と那智浦 ―井上宏生
■漢詩名作賞味(5)岑参・杜牧・韋応物・張継〈唐代〉―奥田魚錢
■〈口絵によせて〉美しき祈りの石塔と「日石展」―小畠宏允
■〈一色口絵によせて〉映画紹介 アブラクサスの祭

大法輪カルチャー講座

■『往生要集』入門(3)餓鬼・畜生・阿修羅・天とはどのような所なのか―村越英裕
■幕末維新と仏教(6)浄土真宗への攻撃と天皇家の神仏分離―奈倉哲三

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■西国観音霊場巡拝記-第二十一番札所・穴太寺 聖観音 ―版画と文/田主 誠
■遍路で学ぶ生きる知恵(39)「林住期」を生きる―武田喜治
■家庭の庭作り(13)生かしたい石組の美 ―吉河 功
■〈エッセイ〉「からっぽ力」のすすめ ―いのうえきどう
■仏教なんでも相談室―鈴木永城
■評伝 吉田兼好─徒然草の風景(9)―大野 芳

読者の頁
■ペンまんだら
■漢詩―奥田魚錢
■俳句―小川晴子
■短歌―篠 弘
■川柳―尾藤三柳

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■囲碁将棋公案
■教界レンズ
■編集後記

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内容説明

1934年(昭和9年)、特定の宗派に偏らない仏教総合雑誌として創刊。 毎号さまざまな視点で仏教界の第一線の執筆陣が、伝統仏教の教えを紹介しています。これから仏教を知りたい方から、より深く学びたい方まで仏教に関心がある方にぜひ読んでいただきたい雑誌です。

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