内容説明
全体的にほっそりとした軽やかで動きのある印象を与える造型を丁寧に再現。
今回、みうらじゅん氏を監修者に迎え、造型も彩色も監修を繰り返しながら完成させた。
永い月日にわたる護摩焚きの影響と思われる像上の煤(すす)の具合までしっかりと再現。
モデルとなったのは、三佛寺蔵の重文「木造蔵王権現立像」。国宝に指定されている本堂「投入堂」の正本尊。胎内納入品にある「かうけい」の文字が運慶の父・康慶のことを指すのではないかとも言われる。
【蔵王権現とは】
日本固有の神が、目に見える仏という‘権(かり)’の 姿で‘現れる’という神仏習合の象徴的な存在。
修験道の本尊で、釈迦如来(過去)・千手観音(現世)・弥勒菩薩(未来)の三仏の徳を兼ね備えるとされる。
■ポリストーン製
■サイズ (約)195(H)×95(W)×58(D)mm 320g