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『大法輪』2014年11月号 特集:〈 霊魂 〉は存在するか

『大法輪』2014年11月号 特集:〈 霊魂 〉は存在するか

〈霊魂〉の存在は、昔日より多くの解釈や議論があったようです。今回の特集では、震災での体験などもふまえて、真摯に考えてみます。

ジャンル 月刊『大法輪』
出版年月日 2014/10/08
雑誌コード 0590911
判型・ページ数 A5・236ページ
定価 本体870円+税
在庫 在庫あり
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目次

■表紙「晩照(悠々釧路湿原)」(創画展)-羽生 輝
■扉絵-小泉元生
■目次絵-吉崎道治
■カラー口絵 箱根神社─祭事と社宝-写真・文/棚澤幸夫

■〈巻頭〉御照覧-日蓮宗本山真間山・弘法寺貫首 鈴木日晋

■新・にっぽん聖地巡拝の旅〈二〉日枝神社〜増上寺-玉岡かおる
■漱石・明暗を行く─胃病死の謎を解く(四)-山崎光夫
■老子随想〈三〉-蜂屋邦夫
■随筆説法いのち輝かす仏教(18)-篠原鋭一
■慈悲のかたち─仏教ボランティアを通して(10)-大菅俊幸
■リレーコラム 仏教の眼 賢人-大塚日正
■エッセイ 私の「縁は異なもの」ゴッホとひまわり-太田治子

■鉄笛
○サハラ砂漠で考えたこと-太田尚樹
○御開帳の夜に-淺山泰美
○大いなるものの気配-甲斐由起子
○甦った「恐竜」-足立倫行
○土砂災害続発に思う-横田 喬

特集=〈 霊魂 〉は存在するか

〈霊魂〉の存在は以前より多くの解釈や議論がありました。各宗の葬儀の意味や日本人の死生観
を捉え直し、被災地で僧侶の方々が質問された〈霊魂〉のこともふまえて改めて考えます。

◇「最後の希望」としての幽霊たち-玄侑宗久

◆第一部 日本仏教各宗派と霊魂
法相宗の霊魂観-多川俊映/浄土真宗の霊魂観-狐野秀存/天台宗の霊魂観-末廣照純
臨済宗の霊魂観-金嶽宗信/真言宗の霊魂観-網代裕康/曹洞宗の霊魂観-菅原研州
浄土宗の霊魂観-佐藤雅彦/日蓮宗の霊魂観-庵谷行亨

◆第二部 さまざまな霊魂観
原始経典の霊魂観-大森一樹
神道の霊魂観-片山文彦
キリスト教の霊魂観-竹内修一
日本の民間信仰における霊魂観-佐藤弘夫
祈祷の現場における霊魂観-羽田守快
精神科医からみた霊魂-香山リカ
幽霊をどう考えるか-豊嶋泰國

■北海道八十八ヶ所霊場の旅-竹林史博
本四国の二倍以上の全行程約三千㎞、道内全域にわたる北海道八十八ヶ所、悲願の開創物語。

■天台思想入門〈3〉-新田雅章
■何故いま空海なのか(23)─第四章空海への旅-岳 真也
■道元の思想と書(9)-岩井孝樹
■いま、仏教を学ぶことの意味(36)-菅沼 晃
■『安心決定鈔』を読む(17)-佐々木隆晃
■日蓮紀行(50)─母の悲しみ─火にも入り、頭をわりて-福島泰樹
■熊沢蕃山の見果てぬ夢(六)-横田 喬
■〈龍谷ミュージアム「秋季特別展」によせて〉
■二楽荘と大谷探検隊−シルクロード研究の原点と隊員たちの思い-和田秀寿
■〈気まぐれ新シリーズ〉暮らしに生かす禅ライフのすすめ④-花岡博芳
■〈短編小説〉必死な相談者-小嵐九八郎

■大法輪カルチャー講座
ヒマラヤ聖地巡礼ガイド④ カイラス山とその周辺、カム、アムドの聖地-ケルサン・タウワ
京の街を歩く大原の里-井上満郎

■遍路で学ぶ生きる知恵  すべては心の持ち方による-武田喜治
■仏教なんでも相談室-鈴木永城
■ドクターらく朝の「井戸端けんこう談義」(27)カツオのタタキには何が合う-立川らく朝
■山頭火の風景  空はゆたかな柿のうれたる風のいろ-版画と文・田主 誠

■〈大法輪アーカイブス〉料理の教え(上)〈昭和34年9月〜12月号より〉-辻 嘉一
茶懐石料理の老舗「辻留」主人の心を決めた、道元禅師『典座教訓』の教えと、料理の極意。

■読者の頁
ペンまんだら
漢詩-奥田魚錢
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳-尾藤三柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎
教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-伊藤礼子/悟東あすか/西谷昌久/橋本樸々

『大法輪』十二月号予告(内容は変更となる場合があります)

特集=「悟り」の世界を知るために

―「悟り」というと、普通のわれわれにはあまり縁がないと思いがちですが、「悟り」なしには仏教は語れないのは事実です。仏教書によく書かれる「十二因縁」や「阿耨多羅三藐三菩提」、「上求菩提、下化衆生」、また禅の言葉「本来無一物」「平常心是道」などは、「悟り」を語る言葉といえましよう。―

〈総論法話〉「悟り力」・・・横山紘一

【第一部悟りについての質問】
何かどう変わるのか/悟りと救いの関係は/悟りを得る方法は/悟りの幻想/魔境とは/他

【第二部ブックと祖師方の悟り】
ブッダの悟りとは/天台大師の悟り/真言密教の悟り/禅の悟り/道元禅の悟り/親鸞と悟り/他

【第三部さまざまな悟り】
禅画でみる悟り/十牛図の世界/リスト教の悟り観/神道の悟り/他

〈主な執筆陣〉西村惠信/片山一良/頼富本宏/形山睡峰/林田康順/井上克人/矢田了章/北川前肇/井上ウィマラ/三橋 健/笠龍桂/他
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東日本大震災と私たち-岸野亮哉
安田理深仰せ歌-亀井 鑛
カラーグラビア 「武蔵国分寺」

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内容説明

亡骸を前に思います。「どうか安らかに。そちらに行かれてもお元気で」

親しかった、また愛しかった人への素直な心情です。人が死んで抜け出た何か・・・

〈霊魂〉の存在は、昔日より多くの解釈や議論があったようです。

仏教は「無我」の教えを説くため一般的には『非霊魂説』とされますが、しかし霊魂をどう定義するかによっても変わってくるでしょう。今回の特集では、震災での体験などもふまえて、その何たるかを真摯に考えてみたいと思います。 

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