目次
はじめに
第一章 より良き世界のために
共に生きる
直 葬
あるべき僧侶の姿
キャリアアップと自分探し
躾
自国語に誇りを持って
合 掌
夢―迎え火・送り火
年 輪
人の一念
花
第二章 いのちを想う
役に立たない命なぞない
途中の切り捨て
介護の日々
気
幸
十円玉
花のように
白 寿
足るを知る
賢 人
飽くなき欲望
第三章 人の歩むべき道
因と果
縁
為せば成る
人間の価値
国を愛する心
国名と国旗の由来
新旧交代
ありがとう
挨 拶
至誠側怛
知 足
おわりに
著者紹介
第一章 より良き世界のために
共に生きる
直 葬
あるべき僧侶の姿
キャリアアップと自分探し
躾
自国語に誇りを持って
合 掌
夢―迎え火・送り火
年 輪
人の一念
花
第二章 いのちを想う
役に立たない命なぞない
途中の切り捨て
介護の日々
気
幸
十円玉
花のように
白 寿
足るを知る
賢 人
飽くなき欲望
第三章 人の歩むべき道
因と果
縁
為せば成る
人間の価値
国を愛する心
国名と国旗の由来
新旧交代
ありがとう
挨 拶
至誠側怛
知 足
おわりに
著者紹介
内容説明
悩める人に届けたい34のメッセージ。
生きること自体に価値があるのです。
生きているだけで、大きなことを成しとげているのです!法華宗の管長をつとめた高僧の著者が、「いのちの素晴らしさ」を切々と語る。《はじめに》より抜粋
新しい年を迎える度に、心新たに「今年こそ良い年であるように」と願い、頑張ろうと誓う。幸せな一年でありたい、と望んではみるものの、思いがけずに不幸、苦しみ、悲しみの波に襲われる。挫折を味わうということもあるものです。
人生とは、こういうもの。反対に、良いことが続くと、知らず知らずの内に慢心、謙虚さを失う。そこに油断が生じ、有頂天となる。その結果、我を忘れ気が付いた時には奈落の底、ということになります。有頂天とは、天に上りつめるような得意絶頂の状態。奈落とは、地獄と同じ意味。共に仏教用語です。
人の世というものは、思うようにいかないものです。ただ言えることは、苦も楽も表裏一体。楽に甘んじれば苦に転じ、苦に打ち克てば楽に転じる。
大切なことは、心一つで苦も楽となり、楽も苦となる。全て心の用い方一つということです。つまるところは、私たちにとって心の問題が大きな比重を占めている、ということではないでしょうか。
良くも悪くも、心のありようが、人に、人生に大きな影響を与えます。